top of page

判断が重くなったとき、最初に整えるべきこと

  • 執筆者の写真: Yutaka Sato
    Yutaka Sato
  • 2月1日
  • 読了時間: 3分
判断を軽くするという仕事

法人の相談を受けていると、

よくこんな状態に出会います。

•誰に届けるかは決めている

•ペルソナも、ターゲットも整理している

•でも、言葉に確信が持てない

•会議を重ねるほど、判断が重くなる


設計はできている。

けれど、どこかで無理をしている感覚が残っている。


これは能力や努力の問題ではなく、

「考える順番」の問題であることがほとんどです。




味語りが、最初に整えようとするもの


味語りでは、

「誰に届けるか」から話を始めません。


先に整えるのは、

判断を生み出している内側の軸です。

•なぜ、この仕事をしているのか

•何を大切に扱いたいのか

•どんな状態を良しとしているのか


ここが曖昧なまま、

ターゲットやベネフィットを決めにいくと、

どうしても“外側の正解”に寄せにいくことになります。




無理にまとめない、正解に導かない


味語りの対話では、

無理に言葉をまとめません。


「それっぽい答え」に

着地させることもしません。


代わりに大切にしているのは、

•その人が使っている言葉

•話す間(ま)

•途中で生まれる違和感


法人向けに言い換えるなら、

判断が生まれる前段階の思考と感覚を、

丁寧に扱うということです。




「誰に向けて」「何を届けるか」は、後からつながる


不思議なことに、

内側の軸が整い始めると、

•誰に向けて

•何を届けたいのか


は、後から自然につながってきます。


これは、考えてひねり出した答えではありません。

「あ、この人だな」

「この状態をつくりたいな」

という、静かな納得として残ります。


法人で言えば、

判断に迷いがなくなる状態です。




ベネフィットは「売る言葉」ではなく「状態の設計」


味語りでは、

ベネフィットをこう捉えています。


•売るための言葉

•数値を動かすための表現

ではなく、


「その人(その組織)が、

どんな状態になっていたらいいのか」


その状態を言葉にすること。


ここが定まると、

売上・KPI・施策は、

その後でちゃんと設計できます。




足すよりも、抜けたあとに残る軸


多くの場合、

対話のあとに起きる変化は、

「何かが増える」ことではありません。


むしろ、

•余計な力が抜ける

•判断のノイズが減る

•「この人に届けたい」という軸だけが残る


法人の現場で言えば、

意思決定が軽くなり、速くなる状態です。




味語りがつくりたいのは、判断が楽になる状態


味語りが目指しているのは、

うまく見せることでも、

正しく語ることでもありません。


•判断を一人で抱え込まなくていい

•自分の言葉で決めていい

•その判断を引き受けられる


そんな状態を、

静かにつくることです。




日曜は、

戦略を足す日ではなく、

判断を軽くする日。


そんな時間に、

この在り方が届いたら嬉しく思います。


静かな時間に、

味語りの世界観を

少し覗いてもらえたら嬉しいです。

bottom of page