価値観を言語化される前の、かつての自分への手紙
- Yutaka Sato

- 9月14日
- 読了時間: 3分

あの時、死ななくてよかった。
自己肯定感ゼロだった僕が、未来の自分から受け取った手紙
🕊 まえがき
先日、ふと過去の自分を思い出す出来事がありました。
自分が何者か分からず、誰とも比べずに生きたいのに、周りと比べては、自己否定のループに陥っていたあの頃。
もしあの時の僕に、声をかけられるとしたら——そんな想いで、この手紙を綴ることにしました。
💌 価値観を言語化される前の、かつての自分へ
自分が何者であるのかを語れない苦しさ。確固たる自信も、社会的地位もない。何者でもない自分に、自己肯定感なんて生まれない。
幸せそうな人を見ると、うらやましいどころか、悲しくなる。誰かに憧れれば憧れるほど、自分との差に絶望する。
「自分を変えなければ、幸せになれない」「変わらないといけない」——そんな半ば強迫観念のような想いで、いろんなコミュニティに入った。
けれど、そのたびに、主宰者の魅力や情熱に圧倒される。「自分にはあんな風にはなれない」そう思って、何度も打ちのめされた。
でも、ある時ふと気づいたんだ。
何も変える必要はなかった。誰かを目指し、誰かにならなくていい。
私は、私以外にはなれないし、そんな必要なんて、もうどこにもなかった。
「でも、なぜ生きることに価値があるの?」
もし、そう問いかけたくなる日が来たら、こんなふうに答えてみてほしい。
人生の価値は、「経験」そのものにあるんだ。
たとえば登山。しんどくて、息が切れて、時に体を痛めつけるようなことさえある。でも人は、それを「やってよかった」と思う。
それは、その苦しさも含めて“味わえた”から。それが「生きている」実感だから。
苦しみや悩み、痛みや葛藤、そういった感情は、天国では味わえない。
だから今ここで感じていることすべてに、価値がある。味わいきった先に、「意味」も「希望」も見えてくる。
味わった経験のすべてが、あなたの価値観につながっている。
そして、その“あなたにしかない価値観”を満たすことで、誰かになることなく、あなた自身として幸せに生きることができる。
自分の「こう在りたい」を大切に生きることが、幸せをつくる。
あなたは、今のままで、生きる価値がある。これは、未来からの手紙です。
——味語りより
🌱 あとがき
この手紙は、過去の僕へ向けたものであり、同時に、今「自分を好きになれない」誰かへの贈りものでもあります。
自分のことが分からなくて、何がしたいのかも、何ができるのかも、分からない。
そんな気持ちに向き合うのは、とてもしんどいこと。でもその「しんどさ」の中にこそ、あなたの価値観の種が、眠っているかもしれません。
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