ロゴに込めた“エネルギー循環”という願い
- Yutaka Sato
- 8月2日
- 読了時間: 3分
──味語り®の価値観が形になった瞬間

◆ ブランディング=エネルギー循環?
「味語り®」という屋号には、私のすべてが詰まっています。
中でも、最も大切にしている価値観が「エネルギー循環」です。
これは、私自身の深層価値観として言語化してもらった言葉でもあります。
まったく違和感がなく、初めて聞いたときから「これだ」と思えたものでした。
私にとってのエネルギー循環とは──
生きている喜びや感動、心が動き、
生命力そのものが“相互に湧き上がってくるような体験”。
大好きなミュージシャンの演奏をライブで聴いているとき、
私はその感動のエネルギーを全身で受け取りながら、
自分が楽しんでいる“気”も演奏者に伝わっていると感じます。
言葉ではないけれど、エネルギーの交歓がそこにある。
それは音楽に限らず、人とのコミュニケーションにも現れます。
そういう循環するやりとりを「仕事にしたい」と思うようになりました。
そしてあるとき、気づいたのです。
エネルギー循環こそが、ブランディングされた状態なのでは? と。
◆ 共感→想起→循環。ブランドは“親友”のように広がっていく
「この人のこういうところが好き」と共感し、
その人がいつも心に浮かび、誰かに紹介したくなる。
この自然なプロセスは、まさに“親友”ができる過程に似ています。
ブランディングとは、
価値観に共感が集まり、思い出してもらえ、
その結果として、エネルギー循環が起きていく状態。
つまり「お願いしていなくても紹介してもらえる」ようになること。
その商品・サービスを利用した人が「使ってよかった」と心から感じ、
共感と感謝が循環する未来こそが、私の描くブランドの姿です。
◆ その想いを“かたち”にしてくれたロゴ
私がこの事業を始めようと決めたとき、
エネルギー循環という概念を、何としても「かたち」にしたいと思いました。
その想いを、株式会社デザインエイエムさんにお伝えし、
いくつもの素晴らしいロゴ案をご提案いただきました。
どれも素敵で、選ばなかったものにすら申し訳なさを感じたほど。
でも、たった一つ、
見た瞬間に「エネルギー循環」そのものだと感じたロゴがありました。
渦のように回る曲線。光に向かって開いていくグラデーション。
これはまさに、私が描いていた“エネルギー循環”そのものでした。
◆ ロゴはただの記号じゃない
それは、世界に放つ「あなたらしさ」の源。
味語り®のロゴは、
「共感と感謝がめぐり、生命力が湧き上がっていく」
その状態を象徴する、大切な“核”です。
このロゴがあることで、
私の伝えたい世界観が、言葉以上に伝わる瞬間があります。
そして、このロゴを通じて私自身もまた、
エネルギー循環の中に生かされていると感じるのです。
このロゴを生み出してくださった
株式会社デザインエイエムさん、そして担当のデザイナーさんに、心からの感謝を込めて。