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🔗「疎外された時代に、“中心と中心”でつながる」

  • 執筆者の写真: Yutaka Sato
    Yutaka Sato
  • 6月28日
  • 読了時間: 3分

――エーリッヒ・フロムと味語り®の対話


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はじめに

最近、eumoの岩波さんのメルマガで紹介されていた、エーリッヒ・フロムの名著『愛するということ』。

読み進めるうちに、味語り®が大切にしている思考と驚くほど重なる点が多くあることに気づきました。

この記事では、フロムの言葉を引用しながら、今の社会がどれだけ「自分自身」と「他者」との関係を見失っているか、そしてそれに対する味語り®のアプローチをご紹介します。


「疎外」と「商品化された人格」

フロムは語ります:

現代人は自分自身からも、仲間からも、自然からも疎外されている。
ロボットは「商品化された人格」を交換し、公平な売買を望む。

これは、現代のブランディングにも言えることだと私は感じています。


SNSで映えることばかりが重視され、

本当の「らしさ」や「背景」が見えないまま、

誰でも似たような発信をしてしまう。


“ブランド”でありながら“無個性”な時代です。


“価値観”とは、自己とつながるための問い


味語り®が最も大切にしているのも深層価値観の言語化です。


それは、

自分の存在の中心において、 自分自身を経験するとき、はじめて愛が生まれる。

という、自己と再びつながるプロセスに他なりません。


「この問いを受けた時、自分の中にどんな感情が湧いたか?」

「その価値観は、誰のために・なぜ大切なのか?」


そうやって、自分の中心にある価値観を言葉にする。

そこから、人との関係性もビジネスも“循環”していくと、私は信じています。



“中心と中心”の関係を取り戻す

フロムはこう語ります:


ふたりの人間がそれぞれの存在の本質において 自分自身を経験し、自分自身から逃避するのではなく、 自分自身と一体化することによって、 相手と一体化するということである。

味語り®で目指しているのも、まさにこの関係性です。

ビジネスの現場であっても、人間関係であっても、

「自分の中心」と「相手の中心」が出会うことで、真の共感が生まれる。

「本音で語り、本質でつながる」ブランドづくり。

それが味語り®の提供している価値観統合ブランディングです。

おわりに

社会のスピードが増し、競争が加速する中で、

私たちはつい、自分の「中心」から離れた場所で生きてしまいがちです。

でも、本当の愛も、信頼も、ブランドも、

すべては「自分の中心」と出会うことから始まる。

そんなフロムの思想に背中を押されるような気持ちで、

私はまた今日も、“らしさ”を言葉にする旅を、誰かと一緒に歩んでいます。


📖参考図書:『愛するということ』(エーリッヒ・フロム 著)


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