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売上が立っても、続かない会社に共通する「最初の欠落」

  • 執筆者の写真: Yutaka Sato
    Yutaka Sato
  • 1月11日
  • 読了時間: 3分

── 事業が折れる前に必要だったのは、戦略ではなく「心の基礎工事」だった



売上が立っても 続かない会社に 共通する「最初の欠落」

事業を始めた直後。

あるいは、新しいフェーズに踏み出した直後。


多くの経営者が、同じ場所で立ち止まります。


「これで本当に合っているのだろうか」

「誰にも相談できない」

「まだ形にもなっていないのに、心だけがすり減っていく」


私自身も、まさにその場所に立っていました。


「0→1」の暗闇は、静かに心を削る


新しい価値をつくろうとしたとき、

そこにあるのは希望よりも先に孤独な不安です。


既存のやり方の延長なら、迷いはあっても「絶望」まではいきません。

けれど、

•前例がない

•正解が見えない

•何が評価されるか分からない


この条件が揃った瞬間、

人は想像以上に脆くなります。


この時期に多くの事業が、

夜明け前で静かに撤退していきます。


能力が足りないからではありません。

努力が足りないからでもありません。


ただ一つ、

「その方向で間違っていない」と支える設計の視点がなかっただけです。




売上があっても、続かない会社の正体


もう一つ、はっきり言えることがあります。


売上が立てば、すべてが解決する。

──これは、経営の現場では真実ではありません。


むしろ逆です。


自分の価値観と経営の価値観とが統合されていない場合

•売れるほど、合わない顧客が増える

•やりたくない仕事に時間を奪われる

•「成功しているのに、苦しい」状態になる


結果、

10万、100万と売れても、心が拒否し、事業を手放す。


価値観が統合されている場合

•売上は「評価」ではなく「証明」になる

•忙しくても、エネルギーが循環する

•工夫や改善が自然に生まれる


同じ数字でも、

体験されている世界がまったく違うのです。




私の仕事は「最初の杭」を打つこと


私がやっているブランド設計は、

マーケティングの前段階にあります。


それは、

事業の心の基礎工事です。


家を建て始めてから

「この土地じゃなかった」と気づいても、

簡単には動かせません。


だから、最初に問いかけます。

•本当に、この価値観で経営を続けたいのか

•この構造は、市場の風雪に耐えられるのか


この2つが統合されてはじめて、

戦略や施策が「力を持つ」。


やり方は後からいくらでも変えられます。

でも、土台だけは後から作れません。




絶望を知っている人間にしか、できない仕事


「自信を持てず、形にする前に辞めてしまう人が多い」


この言葉は、

使命感でも、理想論でもありません。


私自身が、

その場所に立ち、

その痛みを味わったからこそ、

はっきり言えます。


これは、

誰かを救いたいという感情論ではなく、構造の話です。


もし今、

•判断が重い

•事業は回っているのに、どこか苦しい

•このまま続けていいのか、言葉にできない


そんな感覚があるなら。


それは、能力の問題ではなく、

統合の順番がまだ来ていないだけかもしれません。




静かな時間に、

一度だけ、立ち止まって考えてみてください。


この事業は、

あなたの人生と、

同じ方向を向いていますか。

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